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キャバクラ狂い・岩本司参院議員への解雇通告~民主福岡県連 異例の候補者公募
2013参院選
2013年2月12日 10:21
民主党福岡県連は9日、常任幹事会を開き、今夏の参院選における公認候補を公募で選ぶことを決めた。
公募の締め切りは今月20日。面接などを経て3月2日の午後1時から久留米、同4時から福岡、3日午後1時から飯塚、同4時から北九州の順で候補者の演説会を開く。
その後、所属議員、党員、サポーターによる投票を行ない、来月16日に公認候補を公表するとしている。
民主党組織としては全国初の取り組みで、有権者の注目を集めることになりそうだが、背景にあるのは現職参院議員の不祥事である。
再選を目指す岩本司参院議員は現在2期目。民主党政権下で農林水産副大臣を務めた人物ながら、2011年に自身の政治資金管理団体「岩本つかさ後援会」が政治資金パーティで集めたカネを使って、キャバクラ遊びに興じていたことが発覚。会見を開いて釈明するという失態を演じ、一躍時の人となった。無名に近かった岩本氏が全国紙の紙面を飾ったり、テレビのニュースで主役を演じたのはこの時ぐらいである。
その後、福岡のニュースサイト「HUNTER」が、岩本議員が沖縄旅行を繰り返し、リゾートホテルに宿泊してゴルフに興じていたことや、牛丼やちゃんぽんといった自身の食事代や妻の給料といった生活費にまで政治資金を充てていたことを報じている。
民主党県連内部では、こうした岩本議員の政治家としての資質に疑問の声が上がっていたほか、党務で汗をかこうとしない活動ぶりにも批判が集中、昨年の衆院選前には、県連をあげて岩本氏の参院の議席を剥奪する動きに出ていた。現職の離党(古賀敬章前衆院議員が離党し、「国民の生活が第一」へ)で空白となった福岡4区における岩本氏擁立を決定、同選挙区の支部長に就任するよう、岩本氏に要請を行ったのである。
岩本氏はこれを固辞したが、県連の要請を断った段階で岩本氏の政治生命は絶たれていたと見るべきだろう。
全県選挙では、前衆院議員が支部長を務める総支部ごとに選挙戦を組み立てざるを得ない。これに連合福岡が支援するかたちとなるが、もともと岩本氏に愛想を尽かしていた各級議員たちは、岩本氏を応援するつもりなど毛頭なくなっている。ただでさえ第3局に押しまくられ、先の北九州市議選でも議席を減らすなど、党の退潮傾向には歯止めがかからない状況で、火種を抱える岩本氏では勝負にならないと見るのが自然の流れなのだ。
さらに、県連が岩本公認を怖がる理由として、岩本氏のキャバクラ問題やHUNTERが報じた数々の狂態を、大手メディアが再度取り上げる可能性が囁かれ始めたことも見逃せない。
岩本氏を担いで参院選を戦った場合、旧悪はさらに敵陣営の絶好の攻撃材料になることは確か。それは民主福岡の終焉を意味している。
候補者公募は、現職議員の存在を否定したに等しく、手を挙げて党員・サポーターからもダメだしを食らうようなら、岩本氏の政治生命は完全に絶たれることになるだろう。
政権交代を受け、毎日新聞が要職に就いた民主党議員の政治資金を調べたところ、江田五月参院議長(岡山選挙区)=会派離脱中=や川端達夫文部科学相(衆院滋賀1区)ら5議員の政治団体が、女性従業員らに接客される「キャバクラ」などへの支払いを「政治活動費」として計上していたことが分かった。支出は03~07年に計500万円超。支出した政治団体には党本部からの寄付を主な収入源とする団体もあり、原資には国庫から支出される政党交付金が含まれ、使途の妥当性を巡って議論を呼びそうだ。
毎日新聞は民主党の閣僚や主要幹部について、昨年公開された07年分政治資金収支報告書からさかのぼり、過去5年分の報告書を調査。支出先の会社名などを基に調べたところ「クラブ」「キャバクラ」「ラウンジ」「ニューハーフショーパブ」など風営法2条2号で定められた店への支払いを、5議員の計7団体で確認した。
江田氏の資金管理団体「全国江田五月会」は東京・西浅草のキャバクラなど計11店で27件、計237万円余を支払った。同会は07年、選挙対策費として党本部から2000万円の寄付を受け、これは同年の全収入の半分。川端氏が代表の「民主党滋賀県第1区総支部」と同氏の資金管理団体「川友政治研究会」、政治団体「達友会」は東京・赤坂のクラブや新宿のニューハーフショーパブなど6店で14件、計114万円余を支払った。
ほかにクラブなどへの支出が確認されたのは、直嶋正行経済産業相(参院比例)の秘書が会計担当者を務める政治団体「直嶋正行後援会」で3店8件、計146万円余▽松野頼久官房副長官(衆院熊本1区)の資金管理団体「政治システム研究会」で2店3件、計51万円余▽松本剛明衆院議院運営委員長(同兵庫11区)の資金管理団体「松本たけあき後援会」で2店2件、計34万円余。
民主党は03~07年に計約548億円の政党交付金を受け、これは党本部の全収入の約8割。同党が所属議員に配る「政党交付金ハンドブック」は、交付金から酒を伴う飲食費の支出を禁止している。
【政治資金問題取材班】
▽江田事務所の話 議員は(接客飲食店での会合に)参加しておらず、会員や支持者、秘書らが参加した。(不適切との)指摘にかんがみ、支出のあり方を(五月会の)役員会で検討してみたい。
▽川端事務所の話 法に基づいて正確、適切に記載している。それ以上は答えられない。
▽直嶋事務所の話 収支報告書の記載通りで間違いない。それ以外は答えられない。
▽松野氏の代理人弁護士の話 いかがわしい風俗店とは違い、打ち合わせの場所として活用している。不適切とは思わない。
▽松本事務所の話 このような費用は個人負担せよとのご指摘はごもっとも。議員から相当額の寄付を(返還分として)受けることを検討したい。
◇ことば 風営法2条2号
風営法2条2号は「客の接待をして遊興または飲食をさせる営業」を規定。女性従業員らが同じフロアで接客する「クラブ」「キャバクラ」などがこれに当たるとされる。主にカウンター越しで接客する「スナック」でもフロア接客する場合は同様。毎日新聞は、該当するとみられるケースを集計した。
↓江田五月参議院議長の公式サイトの画像。
江田五月
それはひょっとしてギャグでいっているのか
支払いのまとめ
江田五月参院議長
東京・西浅草のキャバクラなど計11店で27件、計237万円余を政治活動費として支払い
川端達夫文部科学相
新宿のニューハーフショーパブなど6店で14件、計114万円余を政治活動費として支払い
直嶋正行経済産業相
3店8件、計146万円余を政治活動費として支払い
松野頼久官房副長官
2店3件、計51万円余を政治活動費として支払い
松本剛明衆院議院運営委員長
2店2件、計34万円余を政治活動費として支払
[スレ作成日時]2016-11-28 12:49:52