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吹抜けがあると下の階の音が聞こえやすいという話も聞きますが、必要でしょうか。
最近は吹き抜けのあるマンションも多いので、利点欠点を教えてください。
[スレ作成日時]2006-06-09 10:19:00
吹抜けがあると下の階の音が聞こえやすいという話も聞きますが、必要でしょうか。
最近は吹き抜けのあるマンションも多いので、利点欠点を教えてください。
[スレ作成日時]2006-06-09 10:19:00
(25のつづき)
まず、ヘタクソで申し訳ないがこの図をご覧いただきたい。
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共用廊下(=)の両脇に住戸が4戸ずつ計8戸並んでいる図・・・のつもり。
※解りやすくするために、住戸は□と■で交互に色分けをして階段等は省略しています。
こういう住戸配列を「中廊下型」といい、この状態で廊下が外気に直接面していないと
その廊下は「内廊下」という事になる。
(そして、私の理解ではこの廊下を「開放廊下」とは呼ばない)
この状態だと、廊下に面して部屋(★☆印)を設けても、採光や通気はとれないという事になる。
建築基準法上、そういう部屋を「居室」と呼ぶ事ができないのはご承知の通り。
分譲マンションの事業計画において、「居室と呼べない部屋」の存在は
ものすごく大きなマイナス要素となる。
で、こうする事が「よくある」のだ。↓
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「×印」が吹抜(ヴォイド)を示している。
各住戸の「吹抜に面する部分(★☆印)」は、廊下から後退する事になるので
19で紹介したリンク先の説明通り、採光確保する上ではグッと有利になる。
同時に、吹抜の上部に屋根がかかっていなければ排気や通気をとる事もできる様になる。
重要なのは、この状態に至っても必ずしもこの廊下は「開放廊下」ではなく
外気開放性が充分あるとは限らない、という事。
配棟計画、または住戸配置計画において、どうしても「中廊下タイプ」を
採用しなければならないようなケースにおいては、ひとつひとつの住戸において
プランニングの自由度を高め、間取り等の完成度を求めるためにも
このように吹抜を設ける事が「必要」なのだ、という事が言いたかった。
・・・・こんな説明で足りただろうか?