寝室に出っ張りの多いお部屋はどうでしょうか？

貼ってある画像だと芯寸法すら判らんから
クローゼットの奥行きと建具の幅から大まかに見当つけて
どちらの部屋も短編方向≒2300と想定してみた。

洋室（１）の方はダブルベッドを置くと、たぶん他に何も置けない。
薄いシェルフくらいは置けるかも知れないが、窓までの通路幅が
ほとんど取れないし、寝てる時に地震があった時に危険。
シングルベッドにするならそれなりにレイアウトできると思う。
部屋幅が2600くらいあるなら、単純なデザインのベッドは
90度回転させて配置できるので、より可能性は広がる。
主寝室として使うには狭いけれど、破綻している訳ではないと思う。

洋室（２）を子供部屋として使うなら、十分レイアウト可能だと思う。
ベッドは窓際に横置きする事もできる。
画像通りの配置とする場合、机はＤ＝450程度の薄いタイプに
しなければならないかも知れない。（子供部屋なら十分か）
窓際に本棚やシェルフを置いても良い。

・・・総じて、そんなに酷いプランではないなというのが正直な感想。
窓側の壁面が変形しているのがイヤ、というのも一意見ではあるけど
そこにベッドなどをドン付けできないという事を逆手にとれば
窓際に適度なクリアランスを設ける事ができる部屋だとも言える。
三角形になってる分、面積も狭くて済んでる訳だし
窓の開け閉めに必要な「立ち位置」としては案外合理的かも。
（図中グリーンでハッチしたとこね）
窓が腰窓なら、そこに変形デスクを置くこともできよう。
どうしても広く使いたいなら、家具を特注したり
ベッドをナロウシングルにしたりするという手もある。

リビング形状など、他に気に入っているポイントがあるのなら
洋室の形状のせいで諦めてもいいのかどうかは冷静に考えるべき。
予算上の事情もある様だしね。

>>21
「寝るだけの部屋」と言うけれど、マンションで５〜６帖の部屋となると
仮に平面形状がキレイだったとしてもそんなもんじゃないかな？
シングルベッドと机が置ければ一応の水準はクリアしてると言えるし
ベッドがダブルサイズともなれば、「通路幅を確保しつつ置く」という事でさえ
クリアできてるかどうか怪しいケースも珍しくない。
今回サンプルになってる物件は、どっちの部屋もそこそこ採光がとれていて
収納も確保されているという意味では「無難」でさえあると思うけど・・。
まぁ、あんまり積極的に勧めてもしゃあないやね。

でも、「寝るだけの部屋」に強い抵抗があるのだとしたら
寝室の形状だけでなく、絶対的な面積にももう少し余裕が必要だと思う。
ダブルベッドの他に何か他のもの・・・例えばシアターセットとか
オットマン付きのシングルソファとか、「寝る以外の目的」のための
スペースを確保するためには、最低でも７帖は必要になると思う。
（置くモノにもよるけどね。）
それでいてＬＤにも拘りがあるとなれば、専有面積そのものが今の考え方と
変わってくるだろうし、ひいては予算にもモロに影響してくる筈。
主寝室が大きめにとられてるタイプってのは、総じて住戸全体が大きいから
その影響も尚更大きいと考えて良いと思う。
夢の無いこと言う様でスマンけど、これ現実よ。

>>20
>何故最近LDはアウトフレームなのに、洋室は凸凹にしてる物件が多いんでしょうか？

最近のＬＤはアウトフレームが主流、という認識自体が俺には無いんだけど
仮にそうだとしても、共用廊下側をそうしないという決定的な理由は無いと思う。
細かい事情の積み重ねでそうなってる、って事じゃないだろうか。
全てを網羅してる訳ではないけど、簡単なマンガを作ってみた。（わかる？）

・・・単純に考えれば、専有面積や共用廊下の幅を一定に保つという前提だと
アウトフレームの方が建物の外形が大きくなり、構造体としても大掛かりに
なる傾向にある、という事が言えると思う。
それに伴って設備計画とか、日影や電波障害といった近隣影響にも影響がある。
他にも色々と考えられるだろう。
個々に背景は異なる中で、総合的に判断された結果という訳だなっ。