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使う数量は見積もりで出せたとしても、材料費の問題があるでしょう。
安く大量に仕入れらた中から出して使える現場は、原価もその安い価格です。
しかし特定の銘柄を指定され仕入れなくてはいけない現場となると、値引きが悪く原価が上がってしまう場合も在ると思います。
またトラブルにより不足が出ても、大量仕入れ品で在庫から出せれば、その分の原価も知れていますし、施工会社で損分も吸収してもらえます。
特定の銘柄では仕入れた品で不足がでると困るので、図面上で実際に使用する数量より多めに現場に入れ、その分の数量も請求されてしまいます。
ではトラブルが無かった場合は返金をしてくれるか。。。といえば、してくれないでしょう。
また見積もりの数量が必要最小限であるか2割3割の余分となっているか、それをチェックするには施主が図面で面積を把握しておく必要もあります。
図面をもらった後、自分で外壁の面積を計算して知っている、といった施主はごく少数と思うのです。
それに現場でトラブルが在った、無かったなど毎日の経過を真面目に報告をしてくれる業者がどれほどいるものか。。。
これらの事情があって、結局はカタログ単価が安い材料を指定しても、最終的には価格が上がってしまう。。。といった事が起きるのでしょうね。