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大手でも中堅でも小さいところでも、「ウチはベタ基礎標準です」ってところが
あるけど、先日興味をもったメーカーは「必要以上に強くしても意味ないですよ」
なんて言っていました。 頑丈な方がいいと思って、布基礎標準のところでも
ベタ基礎で頼もうとしていたのですが、悩みだしてしまいました。
ちゃんと地盤調査してその土地に合った基礎であれば、特にこだわる必要は
ないのでしょうか。 皆さんはどう考えますか。
[スレ作成日時]2005-03-04 23:56:00
大手でも中堅でも小さいところでも、「ウチはベタ基礎標準です」ってところが
あるけど、先日興味をもったメーカーは「必要以上に強くしても意味ないですよ」
なんて言っていました。 頑丈な方がいいと思って、布基礎標準のところでも
ベタ基礎で頼もうとしていたのですが、悩みだしてしまいました。
ちゃんと地盤調査してその土地に合った基礎であれば、特にこだわる必要は
ないのでしょうか。 皆さんはどう考えますか。
[スレ作成日時]2005-03-04 23:56:00
必要以上に強くする必要がある訳がない。
いろんな本を読みましたが、02さんの一言がまさに本質をついていると思います。
べた基礎はやたら重いということが問題になります。
上物の工法やその土地の強弱に対して適性に設計施工できれば強度的な側面では問題は
無いと思います。(もちろん比較した場合は、強度は一般的にベタのほうが勝ります)
強度以外の面、湿気対策・換気能力・シロアリ対策などを総合的に考慮するとやはりベタ基礎
のほうが優れています。
出来る事ならベタ基礎にしておかれたほうがいいですよ。
「重いということが問題」=疑問です。
重ければ、沈むのですか? 沈む地盤なら必要でしょう。
その前に、地盤の調査をして下さい。
7〜10万でやってくれます。また、だまされ無い様に、そのデータも見ること。
必要なら、地盤改良・鋼管を打つこ事になります。
「よう、わからん」さんへ、基礎は大切ですよ。
軟弱な、基礎に立派な家建てても、むだです。
基礎の重さは気にしなくても大丈夫です。
大手メーカーなら強度基準は統一で必ず3t/㎡の地盤に耐えうる設計を行います。
早速のレスに感謝ですが、これだけでも悩ましいですね。
地盤の調査、だますことがあるんですか?
必要以上の基礎っていうのは好みや考え方なんですかねぇ。
そのメーカーの話では「調査して地盤保障(?)するから大丈夫」と
言っていたので、ベタにこだわらなくても安心かなと思い始めています。
べた基礎は、軟弱地盤に対して有効というのは、もう過去の話です。
べた基礎の場合、基礎本体の自重が大きくなるので、軟弱地盤の種類によっては
かえって悪影響を与える場合があるからです。
やはり、地盤調査をして、検討することが大切だと思います。
04さんが書かれているとおり、湿気やシロアリ対策を考えるなら
べた基礎のほうが優れていると思います。ただ、打設は一体打ちにしないと
意味がないので、要注意ですね。
>よう様
一般論として、べた基礎は布基礎よりも耐圧盤がしっかりしており、鉄筋も入っているため、
地震には強いと言うことが言えます。また、同様の理由から全体的に地盤が軟弱な場合も、
均一に沈んでくれるので家が傾くような不同沈下は起きにくいと言えます。
しかし、布基礎に比べて重量があるため、地盤に軟弱層と強固な層が混在していたり、ガラ
の混入などがあると、かえって不同沈下の原因になります。強固な層に引っかかると軟弱層
の方により沈下するためです。
地盤調査をかけた上で、全体的に良好、又は全体的軟弱ならばべた基礎の方が不具合が
出にくくなります。
なお、その他の注意点として、地盤調査会社と地盤改良会社が、別である事も重要です。
者が同一の場合、地盤改良費を稼ぎたいがために必要以上に値を低く出す場合があります。
また、地盤保証をする会社の場合も、マージンをあまり取りたがらないので、ある程度の強度
が出ていても、改良をする傾向があるそうです。
まだ土地がお決まりでないのであれば、切り土で造成された土地を選ばれた方が後々の費用
がかさみません。
ご参考まで。
どこの世界も同じです。土建業界も、ごく一部ですが、必要ないのに地盤改良など有ります。
特にお金持ちの方ご用心です。
また、私の事ですが、地盤補強で、杭打を100万と見積もり有りましたが、ネットで価格を調査し交渉したところ、翌日70万へ値下がりました。
勉強しましょう。参考まで。
本当に優柔不断でいやになりますが、また心はベタ基礎に。
もちろんここでのアドバイスを無駄にせずに調査書とにらめっこして決めますが。
やはり、あとあとリフォームで布→ベタにならないなら後悔しないようにして
おきたいとも思うんですよね。 コストもかかるんですけどね、その分は。
>11さん
お住まいはどちらですか?
南関東でしたら、地盤がしっかりしていると言ってもたいしたことはありません。ベタにしておいた方が、
後悔も無いですし、安心ですよ。後から、やっぱりベタに、とか思うより良いのでは?
東海地方です。
話では買いたいと思っているところは地盤には不安はないとのことです。
でもって地元で(調査はしますが)布基礎で十分ですと言われたので
「十分なのかな」って。 素直に。 単純に。
東海ですか。土地の事情を知らないのですが、関東同様、大きな地震の可能性はありますよね。
震度6以上のクラスの地震にどこまで効果が有るのか知らないですが、コスト面で差が小さいのでしたら、
私ならベタにしておくなぁ。まあ、十分と十二分の違いくらいの感じで物を言っておりますです。
布基礎で基礎パッキン工法なら、湿気対策は問題ないと思うのですがいかがでしょう?
湿気対策に関してだけなら、どんな基礎でも施工が完璧ならあまり問題ない気がします。
ただ、布基礎の場合、防湿シートのみか、防湿コンクリートの施工になると思いますが、
シートの破れ、コンクリートは無筋によるクラックが不安要素と考えます。
ただ、14さんの言うように、十分と十二分の話かもしれません。
14さん、うまい言い回しですね。
リフォームで済まそうと思ってたのに
基礎が悪くて結局建替え、なんてならないように・・・・・
設計が良くても施工が手抜きで悪ければ意味ありませんよ。
我が家の事ですが(涙
ベタ基礎か、布基礎でも十分かは、数十年の年月を経た
結果でしか判断できないと思います
残念ながら、ここでの論議は、卓上のもので
不毛に近いです
費用的には断然、ベタ基礎がかかります。
ベタ基礎は重くなりますが、面積が大きい分面圧も小さくなります。
しかし大手住宅メーカの多くは極力、布基礎を選びます。
これは、コストダウン以外の何者でもありません。
特に値引き交渉をした場合、こういったところで回収します。
(大手メーカ内の基準で地質に問題がある場合のみベタを選択する。むろんコストUPで)
小さいメーカがベタを標準とするのは後のトラブルに対してリスクを最小限にしたいからです。
十分な地盤の場合、布基礎でも問題ないですが、標準でベタ基礎としてくれるならばそれに
こしたことはないです。
また、犬走りをつける場合も断然ベタ基礎が有利ですよ。
19技術屋さんの話、説得力あります。
話しているのが大手でない分、やっぱりベタ基礎にしたいですね。
ただ、標準が布基礎だったので、いくらUPするのかが心配です。
ところで「犬走り」とどう関係するのでしょうか?
私は大手メーカと契約寸前ですが、そこも布基礎が標準です。
曰く、地耐力が3N/m3以上であれば、布基礎。2N/m3-3N/m3であればベタ基礎だそうです。
また、その場合の値段はほとんど変わらないと言ってました。
布基礎は掘り返し、埋め戻しに費用がかかるそうです。
また、基礎の立ち上がりの幅、配筋量、コンクリートの密度が重要とも言ってました。
結局、地質調査の結果、深基礎(1.5-2mぐらい)が必要ということになりましたので、
あまり布基礎、べた基礎の比較は考えませんでした。
地質の強度は8mまで見る必要があるそうで、べた基礎(2N/m3-3N/m3)がメリットを
持つケースは意外に少ないのじゃないかと思います。
いろいろ調べると、不等沈下に効果があるのは、地盤改良、杭打ち、などで
ベタ基礎でも不等沈下するケースは珍しくないようです。
頑丈な地盤なら良いでしょうけど、2N/m3ぎりぎりでベタ基礎というのは
怖いような気がします。
犬走りは基礎と一体化が望ましいです。そこがベタの場合有利です。(基礎面積を
拡大した分が犬走りになりますから)
よく後つけで犬走りをつける場合がありますが、基礎と別に周囲にコンクリを流し込む
だけの手法です。これは布基礎に多いです。
後つけの場合、本体基礎と犬走りの間にわざとスキマを設けます。
応力ヒズミを逃がすためです。基礎と犬走りが独立したものになるという考え方ですね。
雨水の跳ね返りによる家屋面の汚れを防止するためだけの犬走りならば問題ない
と思いますが、重量物(自転車や物置、ベンチ等)を置く場合は考えものです。
とはいえ、基礎で一番大事なのはコンクリの流し込みにより発生する内部応力の除去です。
流し込みによる造形では必ず、内部応力が造形物内に残留します。
これがコンクリ強度を超えた場合もしくはなんらかの衝撃を受けてはじけると破損をおこします。
(まずはひび割れ)これは、エッジ部や形状の変わる応力集中箇所にまず起こります。
常時、チェックしたほうがいいです。建築中であれば、修繕してくれます(だまっていれば無視します)
引渡し後に指摘しても「機能上問題ないので、しばらく様子をみて・・・」が一般的です。経年によるひ
び割れはちょっとめんどい理屈である程度はOKと考えられています。
ベタ基礎を選択する場合、下記は必ず確認しましょう。
①補強スタッド(鉄棒)の径は何mmを使用するか?
②2段工程で基礎を作るか?(基礎面造形→乾燥→支持箇所造形)
③コンクリの流し込み時は立ち会うこと(コンクリが足りない場合は何度でもミキサー車を走らせて
継ぎ足させること。量がたりない分を周りからかきあつめてしのぐ場合がある)
④基礎完了後及び建築中のひび割れ確認
シロアリを少しでも心配するのでしたら,ベタ基礎のほうがいいと思います.
犬走りは・・・最近見かけませんね.
ケースバイケースですね。
べた基礎でなくてもいい基礎は出来ます。
ここでいう「いい基礎」というのは、十分な強度という意味でしょうか。
それともベタよりも良くなる場合もあるという意味でしょうか。
犬走りってなんですか? (^^;ゝ
犬走り:
建物の外壁面を保護するためにその周りの地盤をコンクリートや砂利で固めたところ。
犬が通れるほどの空間の意味。
おしゃれ的な問題からか、最近の家では採用が少なく思われる。
雨が地面に跳ね返り、土のまざった泥水で外壁を汚すことを防ぐ効果もある。
メーカによってはなんちゃって犬走り的な鼠走り(最近の造語)を設けるところもある。
私、個人的には好きなんですけどね。犬走り。貫禄でるし。洋風チックな家が増えて
きたひずみかなあ。ともあれ、おしゃれだけでなく先人達の知恵をいかに拝借するかも
家作りを失敗しないコツです。
ちなみにメーカに相談しても「最近はつけませんよ。要望があれば別ですが」的な回答
が多い。これめんどい(コストUP)ことはしたくないメーカの決まり文句です。
判断は自分でしましょう。
>技術屋さん
ども!! m(^^)m
そういうもんだと、たしかに最近の家では見ませんね…。
一つ注意!
ベタはベタでもセンチュリーのベタは論外ですよ。
その工法、恐るべし。
技術屋さんではなくトーシローの横槍ですが.....
同じ逆ベタを使用している(正確には別工法かもしれませんが)ユニバ
ーサルホームのモデルルームを見たとき、とにかく床が硬い!と思い
ました。畳も凄く硬い。お年寄りや子供が転倒したら危険に感じました。
湿気の問題。コンクリートは打たれてから何年もの間、湿気を放出し
続けます。その上に直接フローリングや畳やらを敷いて大丈夫なの
かなぁと。
シロアリの問題。通常は問題ないですが、もし、SRC基礎のベタ部
(コンクリと床のすきま)にシロアリに入られてしまったら床をすべて
はがすしか点検のしようがないような....
その工法恐るべし:
31レスさんのご指摘通りのおはなしで。
色々情報もあるのでスレッド内「センチュリーホームで新築予定の方」をご覧いただければ
と思います。
センチュリーはユニバーサルホームの基礎と似ていますが、基礎と床の間に少しですが隙間がありますよ。床材1本分ですけどね。
ですから床が固いということはありえません。
もっともこのスキルビス工法と呼んでいるベタ基礎が家の耐久性に与える影響はわかりませんが。
配管のつまりとか破損時に対応できないというのもあるようですね。
まぁ、レアかもしれませんが。
ユニバの営業が、幹線道路沿いのMRなのに、ダンプが通っても
振動が全然伝わってこないって言ってました。もし本当ならこれは
土地によってはメリットになりそうですね。
MRじゃマンションですね。(^^;
モデルハウスです。
基礎ゴムってどうよ?
基礎ゴムって、ゴムだけに当然ながら経年劣化して行くよね?
20年くらいは持ってもらわないと困るけど、どうなんだろう?
以前HMに尋ねたが、40年はもつように作ってあるそうだ。
それ以降はジャッキアップして再度張りなおすらしい。
40年なら、まあほとんどの家は建て替えるだろうからOKって事ですね。
なるほど。