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世の中には未知な事や不可思議な事が色々ありますが信じる?信じない?について語りましょう。
[スレ作成日時]2011-03-01 07:48:03
世の中には未知な事や不可思議な事が色々ありますが信じる?信じない?について語りましょう。
[スレ作成日時]2011-03-01 07:48:03
物質だけがある、という立場は唯物主義と言われますが
この唯物主義と言うのも、これもまたれっきとした信仰の一種です。
唯物主義の信仰者たちは「物質こそ神、それ以外の実在はない」と言いますが
これだけ現代科学が発達していながら
「物質以外の実在は存在しない」ということを未だに証明できてはいません。
科学的に理論の正しさを証明するためには、その理論を実際に実験によって再現して見せ、
「これによって物質以外の存在はないことを証明した」と人類に評価される必要がありますが
それができないまま物質信仰を語る時点で、これはもう完全に「宗教」のひとつと言えます。
僕らはみんな毎日、物質の恩恵を受けて生活をしてるわけですから
物質が有難い存在であるということは誰も否定できない話ですけど
では、その物質とは何か?と現代科学が探求し続けた結果、
なにがわかったかと言えば、
物質の原子核を構成する中性子が突如真空から出現しては一瞬のうちに
波動となり、あるいは反物質へと変化し消え去ってしまう姿だったわけです。
現代物理学が見た物質の正体とは、
まるで天空のオーロラかホログラムの映像のような捉えどころのない存在です。
物質とは古典的物理学が長く前提としたような「確たる存在」などではなく
無から涌き出しては一瞬にして無に帰る無常の存在でしかなかった。
それが現代科学が発見した事実です。
では、その無常の存在でしかない、はかない存在である物質がなぜ、
物質としての形をそこに留めて確固たる存在のような状態に見えるのか?
その謎について、完璧な答えを用意できた科学者はいまだに現れてはいません。
そのような人類にとって未だに解明できない存在である物質をもって
それだけがすべての存在の根源だと信じると言うのは、もう完全に一種の信仰なんですよ。