チャックポイントの続きです。水抜きからでしたが大事な事を忘れていました。アイダの場合基礎立ち上がり部の角はコーナーハンチを施しています。これは私も建売業者の中でやっている所は見たことがないです。(私がアイダを候補にあげている要因の中の一つです。)ここでのチェックポイントは立ち上がり基礎を打った後何日か養生機関を置き枠をばらしますが立ち上がり基礎がジャンカと呼ばれる状態になってないかです。ジャンカとはコンクリートがしっかり流し込まれず一部分がへこんだ状態とでもいうのでしょうか極端にいいますと鉄筋が見えてしまいそうな状態といえばわかりやすいでしょうか。これは非常にいけません。これも仕事柄現場で2度ほど見てしまいました。土工が枠をばらしてジャンカになっていると あちゃーっなどといいながらモルタルで補修していました。これもまた可哀想なお家ですね。まずこのような事は滅多にありませんがいい加減な連中が行うとわかりませんからね。そして水抜きです。これは基礎を打ってから屋根ができあがるまでかなり期間があります。その間雨も降るでしょう。その為に基礎の中にたまった水をぬく為の小さな穴です。基礎立ち上がり部下端に横抜きやベタ基礎(耐圧盤)部分立て抜きがいくつか入っています。アイダの場合耐圧盤立て抜きでしたかね。すみませんまだ確認してませんでした。いずれにしろあるはずです。これもふざけたやからが行うとコンクリにうまってたりなんて事があります。話は変わりますが私がアイダを候補に挙げている理由を以前にも書きましたが改めて具体的に説明させていただきます。
1 四隅及び重量負荷部分に四寸通し柱。「12㎝角」(公庫基準では三寸五分「10㎝5㎜角」以上、大抵の建売業者は三寸五分です。
2 基礎コーナーハンチ仕様 立ち上がり基礎の角を太くする。 (これも私は注文住宅でしか見たことありませんでした)
3 筋交いの代わりに全面構造合板張り (筋交いより強度よしです。注文住宅ではよく目にしますよ)
4 耐震金物数。検査基準以上に入れてますね。(アイダの建て方中の物件を見たとき最初に思いました。やたら接合金物が入っているので営業に確認したところ基準以上に入れるとの事。
5 二階給排水管をPS(パイプシャフト)を設けている。基本的に床だし給水。 これにより土台をかかないですむのです。
等により構造重視の私には建売業者には珍しいと思いました。あとは施工する職人次第ですが・・・アイダを検討中のみなさん少しは参考になるでしょうか?