麻生大臣　汚染水の海洋放出に理解求める「飲んでも何ちゅうことない」安倍スガなど自民党・公明党議員全員に汚染水タンクをもれなくプレゼントしてあげましょう。

麻生太郎また問題発言
2024年1月28日の福岡県内での講演で上川氏に言及した際、外相としての手腕を高く評価しながらも「そんなに美しい方とは言わんけれど」「おばさん」などと発言。名字を「カミムラ」と間違える場面もあった。さらに今まで外務大臣に女性はいないという事実と異なる発言もしていた。

これに対し報道ステーション（2024/1/30）で安藤萌々（テレビ朝日アナウンサー）は
自民党内で異論が出ていないことに疑問を呈した。
同番組キャスターの大越健介（元NHK記者・キャスター）も「公然と自民党ナンバー2へ批判する声が出ないが出ない」ことに同様の疑問を示した。
その上で沈黙していれば忘れてくれると思っているとしたら問題だとの認識も示した。

一方、羽鳥慎一モーニングショー（2024/1/31）に出演したジャーナリストの浜田敬子は次のような趣旨の発言をして麻生太郎の差別的発言の問題点を指摘した。

「麻生氏の発言は言語道断。ルッキズムに加えて女性蔑視な価値観丸出し。彼のこれまでの発言に共通するのは人権意識の欠如。こうした政治家を実力者として崇め、追及してこなかった政治記者らの責任も重いと思います。

一方で上川氏の発言もとても残念。

女性はこうした差別的な発言を受けても、受け流さなくてはならない、受け流すのが賢い振る舞いという誤ったメッセージを送ったことになると思います。
私たちの世代が反省すべきは、一つひとつのこうした言動に抗議してこなかったから、こうした政治家、男性たちの態度が変わらなかったということ。上川氏は麻生氏を敵に回したくないのでしょう。でも女性リーダーとして、言うべきことはきちんと言って欲しかった。」
（ご本人のXでの投稿を参照。）

玉川氏や「リディラバ」代表の安部敏樹氏も麻生の問題点を指摘した。以下参照。
玉川徹氏、麻生太郎氏発言に「こういう人たちを政治の世界からいない状態にしないと変わらない」 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202401310000282.html?...


（私見）
浜田敬子氏も一部触れているが、麻生太郎について次の2点をしておきたい。
（１）マスコミの問題
麻生太郎は以前から「ナチスの手口を学ぶべき」など様々な差別発言、暴言を繰り返してきた。マスコミ、とりわけTVは麻生太郎をこれでもかと徹底的に批判してきただろうか。その問題を報道してもすぐに忘れたかのように問題視しなくなってしまう。ひどいときには2013年の「ナチスの手口」暴言のようにほとんど、あるいはまったく報道していなかったのではないだろうか。もしこれがヨーロッパの政治家であればヨーロッパの報道は議員辞職するまで批判をし続けるのではないだろうか。
しかし日本では麻生の発言についてひどい場合は「麻生節だから　笑」だとかダウンタウン松本人志がフジテレビのワイドナショーで「麻生さんは拳を入れたいから」と発言したように擁護するものまで現れる。ネットに至っては2013年～2015年初めごろは擁護がほぼすべてを埋め尽くしていた。こういう状況が安倍晋三など自民党という極右政党をのさばらせ麻生太郎という差別主義者・軍国主義者をのさばらせてきたのではないか。
（２）麻生太郎ら自民党の邪（よこしま）な狙い
今回の問題は上川陽子外務大臣に対してなされたものだが、上川陽子については2018年7月法務大臣だった時に西日本豪雨災害で赤坂自民亭と称する故・安倍晋三、西村康利、岸田文雄が参加した宴会に一緒に参加していた。かなり酒も入りカメラに親指を立て「イエ～」とはしゃいでいたが、実は翌日にはオウム死刑囚の死刑執行が行われた。つまり、死刑執行の前日に法務大臣が酒盛りをしていたことになり、大変問題のある行動だ。自民党は上川を総理にして「女性初」を前面に打ち出し裏金問題をごまかしたいが、上記の点を指摘されたくないと考えこのような「芝居」をし上川への同情論から上川総理への流れを作り裏金をごまかそうと考えたのではないだろうか。だとしたら、二重の意味で悪辣だと私は考える。そしてこれが常に悪辣なたくらみを持つ自民党なのだ。
自民党、そしてそこに付き従うような維新、公明、国民民主、また一部の立憲議員についても全員議員を辞めるべきだ。