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世の中には未知な事や不可思議な事が色々ありますが信じる?信じない?について語りましょう。
[スレ作成日時]2011-03-01 07:48:03
世の中には未知な事や不可思議な事が色々ありますが信じる?信じない?について語りましょう。
[スレ作成日時]2011-03-01 07:48:03
同じ人間であっても価値観は常に変化を繰り返します。
本能的自我は自己の肉体の時々の都合で勝手に是非を判断するので、移ろいやすく定まることがない。
本質的自我は自己内在の尺度が顕現した度合いに従い判断するので、自覚の度合いによって進化する。
僕らが時に自己嫌悪に陥ったり自己満足を得たりするのは、この2つの自我の葛藤によるものです。
仏教(大乗)では
本能的自我を「煩悩」、本質的自我を「菩提」と呼び、この2つは本来ひとつであるとします。
神道では人間に限らず万物の本質を一霊四魂といって、
本能的自我を「荒魂」「和魂」「幸魂」「奇魂」からなるとし、本質的自我を「直霊」としますが、
「荒魂」「和魂」「幸魂」「奇魂」の四魂を「直霊」が統括しフィードバックすると説明します。
説明は異なりますが、いずれも人間自我の中心を本質的自我(「菩提」「直霊」)に置いています。
深層心理学では「深層意識」と呼ばれるものがこれにあたります。
人間の人生を最終的に支配するものはこの隠れた本質的自我(真我)であるというのが
僕が今までに知り得た人間精神の姿です。
僕の理解では
宗教本来の目的は本能的自我(仮我)を本質的自我(真我)に再び結びつけること
(Religion はラテン語の「再び」という意味reと「結びつける」という意味ligareの派生語)
「すべての生命は本質においてひとつに繋がっている」とすべての教祖は説いています。
問題は「宇宙もひとつの生命であるからすべての生命もまた無限である」という部分でしょう。