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マン点

マンションアナリスト。11年間で5,000枚のマンション・チラシを“読破”したマンション・チラシ研究家。一級建築士。

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マン点流!ノウハウ(羽田新飛行ルートへの対応)

羽田空港の国際線の発着回数を増やすために、都心上空を飛行する「新飛行ルート問題」。
新飛行ルート周辺の多くの住民が騒音の影響を受けることになるのだが、このあたりの問題はあまり共有化されていないように思う。

多くの市民が知らないところで、新飛行ルートのオーソライズが粛々と進められている。



羽田の増便はどうあるべきか、区議会や都議会、あるいは国会で議論を重ねていくことは大切だが、個人としては、あとでバカを見ないように現実的に対応する必要があるだろう。

 

すでに都心に居を構えている人

すでに都心に居を構えている人は、まず新飛行ルートの直下からどれくらい離れているのか確認しよう。


羽田新到着ルート|グーグルマップ

詳しくは、「羽田新飛行ルート グーグルマップに「修正ルート」を追記」参照。

※上図の作成には慎重を期しているが、データの精度について保証するものではない。これらの情報をあなたが利用することによって生ずるいかなる損害に対しても一切責任を負うものではない。念のため。

もし、あなたがお住まいのエリアが新飛行ルート直下に近い場合、どの程度の飛行騒音に見舞われるのか確認しよう。

たとえば、広尾駅(港区)周辺で想定される概略の騒音レベルは次図のとおりだ。

広尾駅(港区)周辺で想定される概略の騒音レベル
詳しくは「「新飛行ルート問題」飛行ルート周辺の騒音マップを描いてみた」参照。

※本試算には慎重を期しているが、データの精度について保証するものではない。これらの情報をあなたが利用することによって生ずるいかなる損害に対しても一切責任を負うものではない。念のため。

飛行騒音の影響が大きそうなエリアに住んでいる人は、将来空から降り注ぐ航空機の騒音に耐えるのか、あるいは引っ越すのか検討する必要がある。

新飛行ルートの騒音問題が世間で話題になっていない今のうちのマンション売却であれば、安く叩かれることはないだろう。

国交省は「航空機の⾶⾏と不動産価値の変動との間に直接的な因果関係を⾒出すことは難しい」としている(羽田新飛行ルートは不動産価値に影響するか?)。

ただ、海外には、「飛行ルート直下から4分の1マイル離れるごとに3.4%資産価値が上がる」といった調査報告がある。

飛行ルート直下から4分の1マイル離れるごとに
詳しくは、「海外情報!航空機騒音は不動産価値にどのくらい影響するのか?」参照。

これからマンションを購入しようとしている人

少なくとも新飛行ルート直下は避けたほうがいいだろう。

「窓を閉めれば静かですよ」とか、「会社で働いている時間帯しか飛んでこないから大丈夫ですよ」とか、営業トークに惑わされないように気をつけよう。

※現計画では、南風時で、国際線の需要が集中する午後の時間帯(15~19時)に限って新飛行ルートを運用するとされている。

ちなみに現状では、マンション契約時の重説(重要事項説明)で、新飛行ルートの存在を告知することが義務付けられているは否か明確にはなっていない。ただ、告知が必要としている見解あり(羽田新飛行ルート|不動産取引時の重要事項説明に含まれるのか?)。

まずは、あなたが検討しているマンションが新飛行ルートからどれくらい離れているのか、営業マン(ウーマン)に聞くのではなく、自分でキチンと確認しよう。

おまけ

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