【三軒茶屋界隈】モモレジの名作マンション訪問【2017Vol.3】

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この時期は非常に多忙でしてかなりサボってしまって申し訳ありません・・・。
少し落ち着いたので、またボチボチ頑張って参ります。

本日はモモレジの名作マンション訪問2017Vol.3です。

今回は前回に引き続き池尻大橋界隈から入りますが、メインはお隣の三軒茶屋となります。

⇒ 【池尻大橋界隈】名作マンション訪問【2017Vol.2】

まずは前回残してしまった池尻の物件から

アトラス池尻レジデンス (2015年築/11階/205戸)


言わずとしれた旭化成渾身の建替プロジェクトです。
分譲時(青田売り時)はロの字配棟で日当たりのない敷地中央部の庭が殺風景に感じましたし、詰め込み感の強い印象があった当物件ですが、繊細ながらも重厚感のある外観デザインはこの後紹介する「あの物件」と比較しても互角以上と感じるものです。
少々大袈裟かもしれませんが、生まれながらにしてヴィンテージ感も有している物件で歴史を内包してしかるべき「建替プロジェクト」のお手本となるような物件なのかなと。


1階部分にキャンドゥが入っているのはこの物件のイメージからすると何か違う気もしますが、ガラス手摺が美しいですし(上部は屋上緑化ですので、こういったデザイン性の高いガラス手摺は本来必要ないはずですが、デザイン面では大きな効果を発揮してくれています)、それに加え色味の異なる複数色のタイルを用いた繊細な外観がなんとも言えない雰囲気を醸しだしています。

こちら側のエントランス前には大きな庇のある車寄せ

また有孔ブロックを用いるなど大規模物件らしく見る方角によって異なる趣がある点にも見所を感じる物件ですね。

モデルルームのジオラマには本物のタイルが使われているわけではないですし、タイルの質感や自然光下での色味、さらに物件全体が醸しだす雰囲気って実際の完成物件を見るまではなかなか分からない部分です(実際のタイルをモデルルームに展示している物件も増えましたが、1枚だけ見ても全体の感触を掴むのって難しいです)。そういう意味ではマテリアルに自信のある物件は完成売りが適しているでしょうし、そういった面を重視したい方は結果的に完成売りとなってしまった物件も含め積極的に完成済物件に足を運んでみると良いかもしれませんね。
タイルや石材1つで物件の雰囲気というのは全く異なるものとなります。

ちなみに、青田売りのモデルルームでは自信のある共用部しか分からないようにしているのが普通で、特にエレベーターホールやエレベーター内の雰囲気が分かる物件は非常に限られていますね。エレベーター周りって日常的に頻繁に利用する場所であり、そこいら辺が凝った造りになっていると凄く素敵なんですけど現実問題そこまで造り込めている物件はごくごくわずかかと。

共用階段(非常階段)の造りなんかも青田売り物件の内覧会なので結構紛糾することがある要素だったりしますよね・・・。実物を見て歩いていると表だっては素敵な物件なのに後ろに回ると階段が残念・・・みたいに思うことは結構あります。

お次は、先ほど「あの物件」と書いた物件です。

グランドヒルズ三軒茶屋ヒルトップガーデン (2008年築/13階/311戸)


三茶はこの物件なしには語れません。
駅からは遠く、駅からの道程は高低差があるので毎日の徒歩移動は少々大変なポジションではありますが、そのような南傾斜の立地ゆえに抜群の南面条件が享受できる物件ということになります。

目の前の道路沿いからの眺望。

グラウンドレベルでこれです。
凄いよねぇ・・・。


ここにこれがド~ンと立っていると・・・。
まさにタワー顔負けの唯一無二と言っても過言ではない贅沢なポジションというわけです。


アトラス池尻レジデンス同様にタイルの質感及び繊細な色味も素敵です。
頬ずりしたい(笑)。


淡島通り沿いのメインエントランスの雰囲気もそれはそれは素晴らしいものでこの物件以来約10年間首都圏では「グランドヒルズ」が分譲されていないことが本当に残念でなりません。
※先頃ついにグランドヒルズ目黒一丁目がリリースされましたが、スケール感に乏しく採算面が厳しい今時期の物件なのでそこまでインパクトがあるものにはならないんだろうな・・・。

お次は、グランドはグランドでも
グランドヒルズ三軒茶屋 HILL TOP GARDEN (2004年築/20階/256戸)


エリア的にこのような階建の物件は少なくタワーと言っても過言ではない高さのある物件ですが、最大の特長は「杜」でしょうね。
まもなくグランドメゾン品川シーサイドの杜が分譲開始されますが、当物件はその大先輩的な存在と言えるでしょう。
品川シーサイドは複数棟構成ということもありタワー感があるとは言えないのですが、実際は19階建とこの物件と大差ない階建があり、立地条件もこの物件に似ている点がありますね。当物件は環七通りの交差点に面しており、本来は「杜」と言えるような環境ではないのですが、そのような場所だからこそ「杜」を作ることに意味があると言えますし、そここそが積水ハウスさんの凄いところではないでしょうか。


エントランス周りは車寄せが優雅ではあるものの特段植栽が豊かなわけではありませんが、環七の反対側には・・・


こんな杜が・・・



もう夕方になってしまったので杜がすんごく深いような写真になっていますが、実際は程よい深さで、環七沿いであることを忘れさせてくれる見事なランドプランですね。

品川シーサイドは総戸数687戸とここの倍以上のスケールがありますし、そのランドプランもここ以上に緑豊かで高級感のあるものとなるようなので完成がとても楽しみです。

さてさて次も近い特徴を持った幹線道路沿いの物件です

ザ・パークハウス三軒茶屋タワー (2012年築/30階/158戸)


タワーとしては小ぶりな物件で敷地北西側で246及び首都高に面したポジションではあるのですが、その反対側となる敷地南東側にはこのような素敵なガーデンがあります。


公開空地なのでプライベート性は高くはありませんが、公開空地ゆえに開放感のある空間となっていますし、築5年経過しているとは思えないほどきれいに整備されている印象がありますね。


敷地南側エリアは低層建が中心となっているため、日当たりも抜群ですし、タワーが間にあるためかなり静かで246や首都高沿いであることを忘れさせてくれる空間となっています。

ついでといってはなんですが、こちらにも立ち寄りました。
すっかり夕方になってしまい写真が暗くて恐縮ですが(これでも補正しております)

ヴィークコート三軒茶屋 (2014年築/6階・5階/総戸数83戸)
ザ・グランツ(北棟)とザ・ブライツ(南棟)の2物件から構成された物件となります。

ヴィークコート三軒茶屋ザ・グランツ
ヴィークコート三軒茶屋ザ・ブライツ
グランツの南側はブライツとなるのですが、間に蛇崩川緑道があり、当然ながらブライツの設計はグランツに配慮した設計となっているのでグランツの南面条件も悪いものではありません。


グランツにはこのような特徴のあるバルコニーがデザインされており、外観デザイン上も一役買っていますね。

バルコニーの両サイドが半透明のガラス手摺になっているのでお見合いも気になりませんし、デザイン的にも透明感が増しているのです。

こちらもど~ぞ。

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「マンションの間取りや価格を言いたい放題!」管理人。利害関係のない第三者的な視点を徹底し、間取りや価格等について毎日記事を更新。これまでに扱った部屋数は6,300室を超える。 不動産業界の人間ではないものの、自己居住用及び投資用としてのマンション購入件数は10室を超えるプチ投資家という顔を持ち、猫とマンションをこよなく愛する。

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