スムログ(マンションブログ)

港区湾岸タワーマンションに在住の計算機技術者(でありたい)。 23区では同エリアしか居住経験がなく、いまも湾岸エリアで評判のMRは見に行っています。 自分の新築リノベーション経験を振り返りつつ、主に湾岸を中心に常に変化し続ける街の情報などを追うことで、次のリノベーションへのヒントを得ようという目論みです。

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オフ会のススメ(1)成り立ちと効用



師走に入り、2018年も終わりですね()。今年は明治150年かつ、慶應義塾命名と現:港区への移転から150年でした(慶應4年=明治元年)。

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言えり。されば天より人を生ずるには、万人は万人みな同じ位にして、生まれながら貴賤上下の差別なく、万物の霊たる身と心との働きをもって天地の間にあるよろずの物を資り、もって衣食住の用を達し、自由自在、互いに人の妨げをなさずしておのおの安楽にこの世を渡らしめ給うの趣意なり。(福澤諭吉「學問ノスヽメ」冒頭より)

Yukichi Fukuzawa 1891福澤先生写真(1万円札原画)

先生は、以降「でも実際には差があるので」と学問の大事さを訴えています。(慶應では、福澤諭吉先生だけが「先生」)

翻ってマンション内のコミュニティを考えると、職業や社会的地位から一歩離れたお付き合いができるのが魅力のひとつではないでしょうか。私が現マンションに越してきたことで参加できてよかったと思うコミュニティが、マンション内オフ会です。

他マンションの事例

10年以上前からSNSベースでマンションコミュニティが形成された湾岸エリアの事例:
入居前からSNSで交流スタートした高層タワーマンションの「縦長屋ご近所コミュニティ」http://www.mlab.ne.jp/columns/community03_20150327/

コニーさん「ある参加者が“入居までにはまだ時間がかかるので、一度みんなで会いませんか”と提案されました。そこで駅前にあったマンションショールームで待ち合わせして、初めて自己紹介をして、駅前の居酒屋でオフ会をしました。お子さん連れも含め、15名ほど集まりましたよ」

マンションなのにオフ会?と思われる方がいるかもしれませんが、分譲マンションの入居タイムラグを活用しているので、まさにオフ会ですね。

すむぞうさん「職業も何も知らない、まさに損得関係なしのフラットなつきあいがmixiコミュニティで深まっていたので、実際に会ってさらに話題が弾みました。まさにバーチャルな長屋ですよね。mixiで想像していた通りの人だったな、とか。逆にハンドルネームは知っているけど、本名はまだ知らなかったという不思議な関係(笑)」

mixiというのが時代感を反映していて私には「わかるわかる」という感じですが、最初に提案した方は勇気がありますよね。いまとなっては懐かしい、途中からタワー関係なくなっていた「砂の塔」の視聴率低下は、ネタにするにしてもあまりにもステレオタイプなイメージでリアリティなかったことかと。現実にタワーでコミュニティを維持・発展させるには、このいろんな方がいて、それでいて「損得関係なし」、という点がポイントと感じます。

もちろん理事会のイベントや、自治会の活動もよいと思うのですが、もっとゆるい非公式なコミュニティの存在も大事かなと。

コミュニティのありかたはさまざまで、震災以降は「つながり」を重視するトレンドもありますね。

都心タワマン、広がる住民交流 「しがらみ」と「孤独」の間を模索
https://withnews.jp/article/f0180201001qq000000000000000W08910101qq000016699A


津村翔士さん「日常的に、また災害時に助け合える住民同士の関係を作るために『しがらみ』と『孤独』の間の、ちょうどよいつながりが大事なんです」

西新宿タワー60のMRシアターで、再開発として地元とのつながりを強調していて、熊野神社のお祭りの映像などを見せていたのが当時は新鮮でしたが、入居後も活動として生かされているのですね。

mixiで入居前住民が結束したはるぶーさんマンションの事例も(ん、ちょっと違う?)。

自マンションのオフ会歴史分析

私の住んでいるところの場合、入居前に掲示板でやりとりしていたコミュニティのメンバが中心でした。上記の事例と異なるのは、初回は入居後しばらく経ったところで「集まってみませんか?」とドキドキしながら提案したのが発端と聞いています。第1回から第14回の内容を勝手にまとめると次のとおり(内容を見てウチのマンションだ!と気づいた方、お静かに 笑)。

第1回~:イノベーター的に、マンション外にて少人数でまずやってみようという模索期
第3回~:マンション内パーティルームで安定的に開催(各回サブタイトルあり)
第7回~:マンション外に飛び出しさまざまなパターンにチャレンジ(BBQ,バスツアー,ボウリング,お花見)
第11回~13回:過去のパターンの再活用(BBQ,ボウリング,パーティールーム,バスツアー)
第14回:いままでにないパターン(ランチクルーズ)

最初のほうは、いかにもタワーのオフ会らしく、マンションネタで構造やら設備の話に花を咲かせる男子勢を、女子勢が冷やかに見つめる、というパターンと記憶しています。コミュニティの継続を考えると、奥様参加も含め子供の参加がキーとなるので、自然に子連れの方も集まれるパーティールームになり、さらに変化を求めて幹事さんが頭をひねっている様子が伺えます。

回ごとの参加者特性を無理やり分析するとグラフのとおり。わかりにくいですが、上端が赤い棒がマンション内パーティールーム、それ以外で二つ飛びぬけている上端が黄色い棒がBBQです。パーティールーム以外では、BBQの集客率が圧倒していることがわかります。

参加者特性
参加者特性


以降も少しだけ見ると次のようでした。

第15回 いちご狩り・成田ゆめ牧場バスツアー
第16回 君津でアウトドア/BBQ三昧キャンプ(一泊)

ここまで行ってしまうと、あとは海外にでもいかないと新味が出ず(笑)、こうなってくると幹事さんの負担が気になるところで、その後はオフ会として宿泊はしていません。開催間隔を分析すると次のようです。

開催間隔
開催間隔


近似直線が見事に右上がりで、コミュニティが落ち着いてくると、あえてオフ会と銘打たなくても個別に集まれるようになったことや、人数が増えてくると一括の開催が難しくなっていると想像できます。

幹事も持ち回りなので第16回で一巡してしまい、なんとそこに初参加の方が第17回幹事という無茶振りになりました。第17回、第18回ともBBQで、開催期間もそれぞれ約1年とすっかり落ち着き、以降はBBQや、マンション内のワイン会にあえてオフ会とつけている感じです。

私が幹事のとき? それはシリーズ化による書くモチベーションを狙ってまた別途(次回に続く)。

あわせて読みたい(マンションコミュニティ論)

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