マン点流!今年読んだ「マンション本」10冊

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スムログの中の人から、スムログを盛り上げるために「月2回更新くらい」というリクエスト(指導?)が入った。

私(マン点)が今年に入ってこれまでに読んだ本のなかから、「マンション本」10冊を紹介しよう。

※以下、マンション選びのためのお役立ち度の高い順。
【もくじ】
100年マンション 資産になる住まいの育てかた
5年後に笑う不動産 マンションは足立区に買いなさい!
買って得する都心の1LDK 借りるのは「負け組」
新築がお好きですか?
定年バカ
オリンピック恐慌
常勝投資家が予測する日本の未来
瑕疵借り
事故物件怪談 恐い間取り
黄色いマンション 黒い猫

 

100年マンション 資産になる住まいの育てかた

100年マンション 資産になる住まいの育てかた
不動産コンサルタント長嶋修氏の新刊。

マンション管理組合の関係者にとって、「第3章 100年マンション先進事例に学ぶ」は必読。この章を読むためだけに本書を購入しても損はないだろう。

『100年マンション 資産になる住まいの育てかた』日経プレミアシリーズ– マンション・チラシの定点観測

5年後に笑う不動産 マンションは足立区に買いなさい!

これも長嶋修氏の著書。

第2章で、「立地適正化計画」に触れられている。一般の人には馴染みのない言葉かもしれないが、郊外でマンション・戸建てを求めようとしている人にとって重要なキーワードだ。

立地適正化計画の区域外は暴落!?『5年後に笑う不動産』– マンション・チラシの定点観測

買って得する都心の1LDK 借りるのは「負け組」

住宅評論家 櫻井幸雄氏の著書。

マンションを購入するか否か悩んでいる独身者にとって、背中を一押してくれる1冊になるかも。

独身者の背中を一押し!?『買って得する都心の1LDK』毎日新聞出版– マンション・チラシの定点観測

新築がお好きですか?

砂原庸介神戸大学教授の著書。

タイトルは柔らかいが、中身は固い。日本ではなぜ「持家社会」が形成されてきたのか。経済面だけでなく、政治の側面からも分かりやすく解説されている良書。

『新築がお好きですか?』ミネルヴァ書房– マンション・チラシの定点観測

定年バカ

「定年後のリアル」や「定年後7年目のリアル」など、”定年本作家” 勢古浩爾氏(70)の『定年バカ』SB新書。

全211頁のなかで、「住宅ローンの繰り上げ返済は大切」という項目に注目!

住宅ローンの繰り上げ返済は大切!『定年バカ』– マンション・チラシの定点観測

オリンピック恐慌

オリンピック恐慌
元経産官僚 岸博幸氏(慶應義塾大学教授)の著書。

社会保障サービスが手厚い自治体に住むようにするという判断は、将来に向けたリスクを軽減する観点から重要だという。

残された時間は2年!『オリンピック恐慌』– マンション・チラシの定点観測

常勝投資家が予測する日本の未来

100億円近くの資産を保有する個人投資家、玉川陽介氏の著書。

第1章に、マンションの未来が描かれている。

『常勝投資家が予測する日本の未来』経済移民がマンション価格を押し上げる– マンション・チラシの定点観測

瑕疵借り

『千里眼』や『催眠』シリーズなどのミリオンセラー作家、松岡圭祐の書下ろし。

訳あり物件に住み込む藤崎達也。賃借人が死んだり事件事故が起きたりして、瑕疵の説明義務が生じた物件にあえて住む”瑕疵借り”を生業としている。

常勝投資家が予測する日本の未来
社会派賃貸ミステリー小説!?『瑕疵借り』– マンション・チラシの定点観測

事故物件怪談 恐い間取り

瑕疵借り
「事故物件住みます芸人」を売りにしているピン芸人、松原タニシ氏の著書。

事故物件住みます芸人が書いた!『事故物件怪談 恐い間取り』– マンション・チラシの定点観測

黄色いマンション 黒い猫

特にキョンキョンのファンというわけではないが、タイトルに「マンション」が含まれていたので読んでみた。

タイトルとなっている『黄色いマンション 黒い猫』は、最初に掲載されているエピソードの見出し。マンション選びにはほとんど役に立たない。

小泉今日子『黄色いマンション 黒い猫』– マンション・チラシの定点観測

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一級建築士/マンションアナリスト/長寿ブロガー(19年超)

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