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色々調べてているうちにわからなくなってしまいましたので皆様是非教えて下さい。
[スレ作成日時]2010-10-16 13:36:34
色々調べてているうちにわからなくなってしまいましたので皆様是非教えて下さい。
[スレ作成日時]2010-10-16 13:36:34
>読ませて頂いた限り、検討中のマンションの地盤は支持層が深く、地盤が緩い可能性があるという事ですね。
>支持層が深いので44㍍もの杭基礎を施さなければならない。
杭を44mも打たなければいけないということから、ご検討中の地域は、N値のさほど高くない
沖積層が厚く堆積した地盤であると推測できます。まあ、いわゆる軟弱地盤と呼ばれるものです。
11階建てなら杭基礎とするのはごく当たり前なことで、疑問を抱くものではありません。
>マンションであれば直接基礎より杭基礎は珍しくなく、杭基礎についてはタワマンのような
>高層マンションでかなりの重量がある場合は現場構成杭が使われるが、そうでない場合は
>杭基礎でも悪い訳ではない。
そうです。軟弱な地盤でも相当規模の建物を建てるために杭があるのですから、
それをあえて否定することはありません。
>出来る事なら支持層が浅く杭基礎であっても現場構成杭で処理される位、または杭基礎で
>あっても既成杭で補える程度の深さが望ましいが、そうでなくてもイコール悪いとは判断出来ない
>という理解でよろしいでしょうか?
現場造成杭と既成杭の区別は建物の規模に因ることがあり、どちらであっても建物をしっかりと
支持するという点で違いはありません。(違いの無い様に設計されます)
地盤の状況(固いか緩いか)、地層構成、建物の規模などに応じてそれにふさわしい杭の設計
(杭の長さ、杭径、杭の本数の決定)が行われますのでその点はご心配なく。
>検討中のマンションは、
>●杭はパンフレットに既成杭と書いてあります
>●地盤調査に基づき杭基礎工法を採用。地下44㍍(一部約22㍍)の強固な支持地盤にまで
>16本のコンクリート杭を打ち込み、堅牢な基礎を築いている。説明書きがあり、
>既成コンクリート杭概念図と書かれた図が載っています。
>この杭の長さが違う部分が場合によっては宜しくないという事でしょうか?
ご検討中のところ申し訳ないのですが、たかだか16本しか打たない程度の平面規模の
建物で杭の長さを変えた設計をする点には疑問を感じます。建物がL型で9階か11階と
いうのであれば、どの杭にかかる荷重もそんなに差が出るとは思えません。
にもかかわらず杭長を変えるという点は解せません。
既成杭はその性格上、支持層に到達しているかいないかが明確に分かるものではなく、
むやみに浅め短めの設定をすると後々、その杭に荷重がかかりだした時に下がるという
事故も無いわけではありません。支持層の設定(杭長の設定)には特に注意が必要です。
どなたか構造の専門家にご相談して実物をみてもらうのが良いと思います。