中堅マンション設計・販売業者のアフターサービスの実情

平成28年4月に坂入産業が振動原因の可能性があるといったものが未だ解決されていないので添付した図のような振動に今も悩まされています。青のZは床から上方への加速度の強さを表します。床の下には高圧キャビネット、換気扇、配管などがあります。振動時に上方への加速度が強くなっていきます。緑のYは増圧ポンプがある側の壁から部屋の内側方向への加速度の強さを表します。赤のXは高圧ケーブル（６６００V)の施設側の壁から部屋方向への加速度の強さを示します。

振動の状況を短い時間内で拡大した図です。なぜ、平成28年4月に原因の可能性がわかったにもかかわらず今まで振動が続いているかこれまでの経緯を述べていきます。1年半も振動で悩まされています。

では現状がどうなのかデータで示していきたい。まず寝室の振動状況であるが、11月19日　早朝　０４．５７に振動で起こされた時の、振動を加速度センサーでとらえた波形の一部を示す。写真は、寝室での振動時の、上下、左右、前後の加速度の強さを表したものである。

小刻みな酷い振動時の振動状況を3方向（上下、左右、前後）の（加速度センサーとジャイロセンサーで）強さを測定した波形図です。昨夜０３：００頃のデータの一部（5秒間）です。

2017年11月19日　夜中の02：17分に振動がひどいので起きて振動測定しました。何か高速回転（床下にあるか換気扇か電気室のファンモータ？）していたものが止んだ時の振動波形図（加速度センサーによる）が取れたのでここに掲載します。緑色の加速度センサーによる波形図は昇圧ポンプがある壁側から寝室内側方向への加速度の強さを表します。（右の図はFFT分析。）

11月23日　夜中　００：００頃：　高速回転する換気扇かファンモーターが稼働し始めた時の振動を、波形の変化でとらえたものです。

その変化した時の振動の波形とFFT分析です。

何かの回転体が稼働し始めた時の床の振動変化を記録したもの添付します。赤色の加速度センサーデータが稼働してすぐ変化がしました。北側壁から室内方向に（振動のため）加速度の数値が大きく変化しているのが見て取れます。

階下の天井内か電気室内の回転体（換気扇？）の稼働により振動を感じていたが、途中でこの回転体の稼働が停止した時の　振動状況の推移　が記録できた。加速度センサーの赤色は北側壁から室内への加速度の強さ、緑は室内から西側壁側への加速度の強さをあらわす。赤色、緑色とも振動の振幅は回転体の稼働が止まった後は小さくなっているのがわかる。（振幅が狭くなっている）

昨夜　02時過ぎに回転体の高速回転での振動で起こされたが　その振動状況を測定記録した　屋久分。青色は床から上方への加速度の強さを表し、加速度がつよくなって推移。そのFFT分析は次に示す。

昨夜　回転体が　高速回転しその振動で起こされた時の　FFT分析。　周波数１００－２００HZの間で他の周波数体より強い加速度を示す。この周波数をトレースすれば震源が特定できるのではないか。また、かなりの低周波数での振動（加速度）もとらえられた。

昨深夜　００：４５から振動で起こされた時の測定データである。FFT分析で見られる特徴は　０．０１～１Hzの
低い周波数の振動Dataがあるということ。５０Hz当たりの周波数に加速度及びジャイロにおいて強い速度があるが、振動で目が覚めるのは　１Hz　以下の低い周波数が多くみられるときである。