『 マンションの防災力を斬る!』パート2 勉強会 10/1@南千住

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最初の2年編の勉強会案内で、参加希望者をかなり募れたので気をよくして、連続ですが10/1のマンション防災をテーマにした勉強会のご案内です。

22回ポスター

東京都が分厚い”東京防災”の本を何百万部となく配ったのは記憶に新しいところです。無料の電子書籍化されたので防災に関心の高い人は、kindle などで携帯上に持っている人も多いのではないでしょうか。
こちら→ http://www.bousai.metro.tokyo.jp/1002147/1002211/1002542.html
300ページ超えの分厚い本なんですが、マンションの防災対策は1ページだけで3点だけのアドバイス。高層マンションなどでは、これではなんとなく足りない気もしますよね。

タワーなどのメガマンションの加盟の理事長の加盟も多い、理事長の会(RJC48)でも「マンション防災」はメインテーマの一つで、防災の日の近くあたりを狙って毎年勉強会を開催しています。

今年は10/1(土曜)に南千住の汐入公園を舞台に勉強会を開催します。汐入地区は、大規模な再開発で、学区で通ってくる子供に戸建てに住んでいる子が一人もいない(学区の住民全員が集合住宅住まい)小学校があるなど、マンション防災としては非常に象徴的な場所です。100人収容可能な会場を、地区の町会様から貸して頂けるなどで、毎年ここでの開催は恒例になってきてます。そのご案内。

※ 会場スペースに余裕がありますので、町会役員、管理会社や学会関係者、報道関係者等広く募集したいと思います。

マンション防災vol.Ⅳ『マンションの防災力を斬る!』パート2  概要

前回はマンション防災力の見える化に挑戦しました。マンションの防災力を「ハード」「ソフト」「ハート」の3つの視点で捉え、各項目でどの程度実施できているかを検証しました。今年はさらに一歩進めて、マンション居住者意識の領域に入り込んで考えます。
ー居住者は、地震についてどのような意識を持っているのか?
ーマンションのコミュニティは本当に防災意識に繋がっているのか?
ーマンション居住者と防災推進者の意識のギャップは、どのように捉えればよいのだろうか?

一歩掘り下げて、居住者目線からマンション防災を考えてみたいと思います。

<勉強会概要>
 
・テーマ:マンション防災vol.Ⅳ『マンションの防災力を斬る!』【パート2】
             ~「脱・独りよがりの防災対策」 あなたのマンションは大丈夫?~

※昨年実施のものを踏まえつつ発展形になります。前回参加していない方でも参加して大丈夫です。

・日 程:2016年10月1日(土)
第一部:13:00~17:40

[Ⅰ]基調説明
[Ⅱ]ワークショップ
[Ⅲ]事例紹介
第二部:18:00~21:00  懇親会@同じ場所にて
第三部:21:30~    任意で南千住駅前に移動して二次会

※第二・三部の費用は、各3,000円~4,000円を予定。一週間前に最終確認をしますが、それ以降のドタキャンはご遠慮下さい。RJC48の会員メンバーは殆どが第2部懇親会まで
参加します。

・会 場:荒川区南千住8丁目リバーパーク汐入町会防災センター会議室
※メトロ日比谷線&JR常磐線&つくばエクスプレス「南千住」駅徒歩15分
http://riverpark-shioiri.jp/pages/detail/
⇒地図上の都立汐入公園の左上隅のあたりです。

※MAX100名程度の収容が可能です。

プログラム

〔Ⅰ〕マンション防災力の考え方

①マンション防災力で見えて来るものとは?
⇒マンション防災力「見える化」のイメージ
1.何をやるか : 「ハード」「ソフト」「ハート」
2.誰がやるか : 「自助」「共助」「公助」
3.いつやるか :

フェーズⅠ:被災直後(生命維持)
フェーズⅡ:被災数日以降(生活維持)
フェーズⅢ:半年以降(復旧・復興)

②マンション防災力のベンチマークを考える
⇒マンション防災力の対象とは?

1.マンション防災推進者から見た防災力とは?
=マンションとしてやるべき事 【前回のテーマ】
2.リスクから見た防災力
=リスクマネジメントとしての防災力を考える
3.居住者目線からの防災力
=居住者の意識やコミュニティ成熟度
【今回はここにスポットを当てる】

〔Ⅱ〕ワークショップ

◎うちのマンションはどうなっているか?

1.マンション防災推進者の悩みとは?
2.居住者と防災推進者の関係を考える
3.「うちのマンションの課題と解決への糸口」発表

〔Ⅲ〕事例紹介

①居住者向けアンケートの結果報告
1.アンケートから見えてくる居住者意識とコミュニティの実情
2.防災推進担当者の思いと居住者の意識
②トキアスの取り組み紹介(理事長 平澤 裕二) #ご当地南千住のマンションです

参加するにはどうすれば?

この機会にRJC48への参加もお考えの方はRJC48の参加申し込みのページから、”南千住の第22回ヘの勉強会への参加の希望”も明確にして参加申し込みをお願いします。
こちらから → http://rjc48.com/?page_id=39
会員は現在220名ほどですが、全員サイボウズliveというグループウェアを利用しているので、加入ののち中でアンケートをぽちっとクリックして数を数えています。

RJC48会員外で参加を希望される方は、専用フォームから登録をお願いします。
こちらからご参加登録が可能です。
→ RJC48の非会員の方の参加はこちらから

うちは先進的にはやってないけれどもこれ上級限定?

いろいろなマンションの防災の対応段階に応じて、次に進めるべきステップが分かるところに、このシリーズの勉強会の意義があると思っています。私は先生役というよりはいろいろと学びにいく立場です。

管理組合理事会むけの質問に答えていくと、自分のマンションの、ハード・ソフト・ハート面での弱点が自分でわかります。他のマンションと点数比較をしても意味はなくて、同じテストを毎年自分に問いかけてみて、次は特にこのあたりに力をいれようかなと現在の自分の立ち位置と、次のステップが分かるところに価値があって、うちのマンションでは次年度の目標設定のために重宝しています。

前回の参加のあと、うちは1年かけて防災マニュアルの制定、震災など非常時の規約対応、ブロック当番制度の導入、安否確認シートの掲出訓練を実施できたので、すこ~し点数あがったかな・・・とかね。

今回のアンケート案(各マンションで、理事会ではなく、新規に居住者側に展開するもの)も見てみましたが、一見防災と関係がない
表札だしてますか?
エレベータであった人には挨拶してますか?
両隣の人の名前って分かりますか?
なんて質問があって、今回いくつかのマンションで実際に試行されるようです。
防災意識の高さとの相関解析の結果などが楽しみです。

ぜひ来てみてね!!

普段のRJC48の勉強会は、会員限定のものも多いです。管理員さんに1時間いくら払っているかとか、エレベータの保守相場を比較してみましょうなんて会もやりました。
この手の会合では、どうしても一定の閉鎖性が必要で、「管理組合を相手に商売する人」(管理会社の人や、管理士さんなど)は利益相反となりお呼びすることが困難です。もともと理事会に運営側から参加した経験のない人(現在の会員は殆どが理事長経験者です)はRJC48には会員としては加入できません。

一方で、防災って、あまり、理事会/マンション住人の方・町会自治会・管理会社・管理士・防災専門家・防災関連の会社の方・行政の方・防災の研究者の方・取材を希望される方を区別する必要がありません。

年に一回、マンション防災に関心のある方はどなたでもご参加くださいということで、年次大会みたいな規模でやるのに向いているわけです。関心のある方はどなたでもお気軽にご参加ください!!

ABOUTこの記事をかいた人

マンションのモデルルームがあるとたとえ外国でもふらふら入ってしまったり、管理組合の理事会には思わず立候補する人って多いですよね。多いはず!! それなのにあんまり管理組合の苦労とかのブログって見ないので立ち上げてみました。世の中に多い管理士系ブログとは一味違う、理事会側から見たマンションの運営を中心テーマに書いていこうと思ってます。

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